人間には生きていく上で、たくさんのリスクが有り、というよりもそのリスクと共存して生きています。そして、そのリスクが高いことが、「怖いこと」とされています。

さて、ここでそのリスクの数字を見ると
昨年のインフルによる死者　約３０００人
昨年の交通事故のよる死者　約３０００人

コロナウイルスが怖いからといって、あちこちにマスクを買い求めに動き回って、交通事故に合う確率のほうが高くないですか？全く無駄な交通事故ですよね。

次に、昨年の自殺者は約２万人です。ここが一番怖い。コロナが怖いと言って、引きこもりになったり、必要以上のストレスを抱えたりして、引き金になる可能性があります。また、もちろんこんなことはないことを願うばかりですが、この騒動で飲食など相当の会社がダメージを被っています。はっきり言って、数人程度の懇親会なんかなんの関係もないのに、と思います。現在は、ある程度のことがわかってきています。以下の３つの条件が重なるとまずい、と。

（１）換気の悪い密閉空間
（２）多くの人が密集
（３）近距離での会話や発声

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/view/

僕は、先週も毎日、地元の居酒屋で出勤しました。もちろん、今日も出ます。日頃、お世話になっているのですから、こんなときこそほんの少しですが、役に立ちたい。何より、大好きな居酒屋さんがなくなったら、一番困るのは僕ですから。

さて、次は昨年の癌による死者。こちらは桁違いで、なんと２８万人です。ですから、コロナが怖いと言って、懇親会もキャンセルして、自宅でタバコばっかり吸っている人は、コロナより肺がんで死んでしまう可能性が高いと思っています。更に言うなら、喫煙者はマスクを付けても意味がないのでは、とさえ思います。特に、若者世代はコロナでの死亡はほとんどいなく軽症で終わっているのですから、タバコのほうが圧倒的に怖いですよね。

また、地元である岩手は、幸いにして感染者０です。もちろん、本当はいるはずで「発見されていない」が正しい表現でしょうが。しかし、全国では医療従事者にもマスクが行き渡っていないところがある。僕は、今朝も大好きなスタバに行ってきたのですが、店員さんがマスクをし始めました。「会社からの指示なので」ということでした。確かに、客商売で嫌がる人もいますからね。でも、僕は言いたい。
岩手の皆さんは、これ以上のマスクの購入は控えて、それを全国の医療従事者に回したほうがいい、と。岩手から「感染者が出るまでは、『マスク不要宣言』」とか出したら、全国から尊敬を受けると思うし、リスペクトの対象になる、と思うがどうでしょうか。少なくとも、岩手県内でマスクをするようなことはしたくないですよね。全国の医療従事者の皆さんに、あまりに申し訳ない。
目の前の患者がコロナ感染しているかもしれない人、に毎日接している人にマスクを行き渡らせない原因は、政府ではなく、私達岩手県民にあることもわかってほしい。ぜひ、岩手の人は「今の段階では」マスクをやめませんか？もちろん、これ以上の購入を、という意味です。

話が少しそれましたが、ぜひこの中学生でもわかる確率論を理解してもらって、冷静に対処しましょう。
僕は、コロナより、コロナによる間違った行動によって引き起こされる、２次被害のほうがずっと怖いです。
少し冷静に考えればわかるのですが、「みんながやってるから私もやらなくちゃ」という論理的でない行動が、２次災害を招く気がします。

みんなのマネをしたからと言って、助かるわけではないのです。