先日、経営の勉強をしている仲間とブランディングの話になりました。
皆さん、結構当社のO2や本社移転のことを知ってくれていて、意見交換が活発にできました。
どうしてあんなことをやったの?
結果って出てる?
この後どうするの?
皆さん、興味津々でした。
最初の段階の本音としては「人が増えてきて本社に収まらなくなってきたから」
でしたが、次に
「今の本社では、人の採用は難しい(ぼろすぎて)」
になりました。もともと、私も先代も「本社は稼がない」から立派にする必要なし、という考えでした。そんな金があるなら、バックホーでも買おう、と。
でも、あるとき当社を受験しに来た女子学生が、途中で帰っちゃったんですよね。周りの社員に聞くと
「建物が、イメージと違いすぎて、、、、、」
みたいなことを言っていた、と。
確かに、当時からホームページは立派でした(笑)
そのギャップが、あまりに大きすぎたと。
よって、採用のために本社移転を決意したのです。
人によっては、たかが採用のために?って思うかもしれません。というか、それまでの自分はそう思っていました。
でも考えてみたら、事業継続って「採用」無くして語れないんですよね。
人がいなくなったら、事業継続どころではありません。そう考えなおして、採用に大きく力を入れ始めました。
やっぱり、私も事業継続を強く意識する年になったんですね。そこで、
事業継続って何を継続させるんだ?
と自問自答しました。狭義では、上記の採用です。つまり、人を残す、人材を残す、です。そして、建設業を中心としたこの事業を続けることです。
でも、実は採用の現場で、学生にこんなことを話しています。
会社で、何をするかって言う奴隷的考えではなく、仕事を通じて自分がどうなりたいとか、という夢を実現できる会社を選ぼう。
この論から言うと、建設業を中心とした事業を残す、では足りないですよね。やっぱり、私が事業を通じて何をしたいのか、これを残さないといけない。
まさに、これがブランディングだと思います。
自分の夢、を形にして明文化して社員に、さらには地域社会に残していくこと。これが、私にとってのブランディング、だと思います。