「通勤のために一人で車を運転する」
という行為を、意味変させて
「通勤のために移動する乗り物の中を仕事場とする」
にする実験を、5月から開始します。
そのために、次の定義をします。
「公共交通機関などでの移動中は労働時間とみなす」
です。
要は、移動中に仕事してください、
そのための環境は提供します、
ということです。
早速全社員に、
kindlefireとiPad+キーボードの支給を決めました。
何と管理職には、applePencilも。
これにより、通勤車両が59台から45台に減ります。
まずは、乗り合わせからです。
誰かが運転して、
同乗者はその車の中で仕事をする、ということです。
これがうまくいくなら、枠を公共交通機関に広げます。
次に、会社で支給している車(管理職対象)を
「プライベートは使ってはダメ」
を真逆にして
「プライベートで使ってもいい」にします。
そうすると、本人が持っている自分の車が不要になります。
で、その際のガソリン代は「自己申告で個人負担」と考えていました。
でも、ここで悪魔が降りてきましたw
ラッピングバス、ってあるじゃないですか。
同じ考えで、車はラッピングカーとする。
そうすると、休みの日に走ってくれる行為が宣伝になりますよね。
なら、ガソリン代も無料でいいんではないかと。
社員から見ると、
ガソリン代使い放題の車、
車検無料、
スタッドレスタイヤも使い放題、
もちろんオイル交換もフリー。
の、ラッピングカーの支給。
どうですか?
上記により、
「会社の車+社員及び家族の車」の総台数の削減が100台ぐらいは見込める気がします。
現在は、O2に来る社員が中心ですが、
これを現場にも何らかの形で展開できれば、
と思っています。
もちろん、こんなにドラスティックにはいきませんが、削減は可能です。
少なくとも、
現場に行くために車を支給している社員は可能です。
今から10年後には
「そういえば、昔は車って個人所有だったんだよなあ」
という会話になり、
20年後の教科書には
「移動手段として生まれた車は、最盛期には『ファッション』という意味を持ちました。その後、環境問題と自動運転の確立により急速にその存在意義が薄れ、現在のオートモビルとして生き残り、個人で所有する人は2年前にゼロになりました」
と載るんでしょうね。
詳しい説明は省きますが、
これができるのも「コロナ」のおかげです。