最近は、当社の直営現場で小さな事故が続いていました。よって先月から、8月いっぱいを当社の「緊急事態宣言」として、
私が直営作業の現場のパトロールをしています。事故をなくす、のは当たり前ですが何と言っても社員の安全を守りたい。
イメージは、当社の若い社員が家族に対して「私の会社では、事故なんて起きようがない。だって、あんなことして。こんなことして。
それに、○○があったらこんなこともしなくてはいけないんだよ。安全に厳しすぎるわよ」と本音で言われるようになりたい。
#若い社員を預かる使命です
昔の作業員は「見て覚えろ」と言って育てられました。ダメなら、その手を叩かれる、みたいな感じで。
もちろん、マニュアルなんてありません。正直な話をすると、マニュアルを読んでも理解できなかったかもしれません。
だから、やってみて覚える、しか手段がなかったのです。しかし、当社の若手社員は違います。
読むこともできるし、理解することもできるのです。
#社会の教育の成果です
ですから、作業手順書を充実させて「読んでわかる状態」に持っていこうと思っています。
もちろん、形だけの手順書みたいなものはありますが、正直まだまだです。1番は、本人たちと話し合いながら
手順書を作ることだと思います。
#体に染み込ませなくてはいけない
そのために、当社の直営現場は新規入場者教育をした後に、そのまま実際に作業する人たちで、
手順書をさらに現場の条件に落とし込むこと、をしようと思っています。与えられた手順書ではなく、
体に染み込ませるために「自分達でカスタマイズ」するのです。
実は、現場に行ったときにある若い職長が目を潤ませながら
「現場をするのが怖い」と言ってきたのです。事故があるかと思うと、心配で心配でと訴えてきました。
彼には「君がそんな気持ちになったのが嬉しい。そんな君なら信頼できる。
以前の口癖のような根拠もない『なんとかなるさ』から随分と成長したな」「はい、もうあの頃には戻れないです」
「今日は、直接話せて本当に良かった」と、嬉しい会話ができました。本当に、頼もしくなった。
#社員の成長の実感が社長としてのご褒美
こんな、彼ら彼女たちのためにも絶対に安全な環境を作る。
#社員の皆さんのご協力をお願いします
#写真のレストランは一関で見つけた
#素敵な野菜農場の隠れ家古民家レストラン