当社の大きな課題
今日は環境整備点検の二日目です。
何を点検するのかというと
「決められたことを決められた通り実行しているか」のチェックです。
#書けばなるほどと思う
恥ずかしい話ですが、当社の直営部隊では失態が続いています。
お盆前の、私の緊急パトロールの際に「書いていることをやっていない」
と言う不具合があり、相当にキツく原因追求をしました。
本人たちは「すいません、すいません」と謝るのですが、その度に私は
「謝ってほしいわけではない。どうやればあなた自身が先月
『これからはこうやります』と宣言したことをやってくれるか教えほしい」
繰り返しました。
2週間前に「Aをやる」とみんなの前で言わせて、書かせて、
それでもやらずに「すいません」を繰り返すのです。
#これは会社の仕組みが悪い
そして、昨日の環境整備点検の1日目で、また同じことが起きました。
もちろん、私は
「どうやれば、あなたたちが「自分で宣言したこと」をやるのか教えてほしい」
と繰り返すのみです。
この事を、今朝の移動中に本部長に話して気がついたことがあります。
私が「問題は、『書いていること』と『やっていること』が違うことが悪い、
と気がついていないことではないか」と。
つまり、普段の習慣が
「書いていること(建前)とやっていること(本音)は違って当たり前」
となっているのではないか、と気がつきました。
考えてみたら、環境整備点検がまさにそうです。
「PCのデスクトップにファイルを5個以上置かないこと」
と書いていいても、守っていない社員がいまだに多数います。
同じ社員同士でも
「どうして直営チームは、これぐらい言われているのに
『書いていること』を守らないんだろう」と思っています。
しかし、気がついていください。
あなたのデスクトップにファイルが5個以上あるんです。
#そう言う習慣になっている
「Aをやります」とみんなの前(200人)で宣言させて、
それを自筆で書かせて。
始末遺書まで取って。
それでもやらない。
人が悪いのか
否
直営チームだけの問題なのか
否
会社の仕組みが悪いのです。
宣言させて、書かせるだけではダメだ、と言うことを教えてもらったのです。
働いている人は、暑い中を本当に良くやってくれている。
なんとしても、その頑張りに応える会社でありたい。
もしかしたら「指示をする人」と「指示をされる人」と言う構図に
問題があるのかもしれません。
「指示される人」も結局は、
自分で自分に指示するわけですから、指示する責任はあるのです。
書いていること=やっていること
にしなくては、当社は新しいスタートは切れない。
このことだけは、自分の体で理解した。
今日一日は、そんなことを意識しながら点検に臨みます。
まもなく、最初の現場につきます。
これは、社員全員に読ませてください。