【鉄は熱いうちに打て!】
当社では、毎朝勉強会をしております。
そこに11月1日に入社したばかりの25歳の社員がいました。
多分、彼は今までの社会人経験で一度も「社長勉強会」に参加したことはないと思います。
#そもそもそんなことやっている会社が少ないが
でも、入社してすぐに毎日参加してくれています。
まさに「鉄は熱いうちに打て」です。このことによって、もちろん先輩社員も刺激を受けます。
だからこそ「新しい人が入ると会社が変わる」のですよね。
#自動的に新陳代謝する仕組み
さらに、成長を加速させるために、最近はこんな話をしています。
それは、自分に対する投資をしようという話です。
当社の勉強会は、残業として行い「残業代」を払っています。
つまり、社員は「自分の時間」と「残業代」を取引している状態ですね。
まあ、通常仕事はそういう形です。
これが、当社のような「請負工事」だと違います。
どんなに時間をかけてもお金は払われません。
あくまで「できたもの」にしか対価は払われません。
もちろん、個人と法人の違いでもあります。
個人でも、個人事業主として業務を請け負えば、法人と同じ形になります。
さて、話を戻します。個人が「自分の時間」と「残業代」をトレードしている件です。
ここで、「成果」に影響を与えるものはどんなものがあるか考えてみましょう。
「やり方」「道具」「目的」「かけた時間」「個人のスキル」などなど色々とあると思います。
では絞って「勉強会の成果」とするとどうでしょうか。
「個人のスキル」とか「道具」はあまり関係なさそうですよね。
上記で言うと「やり方」「目的」などが大きく成果を変えそうです。
特にも、「勉強」であるからには「目的」がとても大きいなウェイトを占めそうです。
#ここまで長く引っ張ってごめんなさい
ここで考えてみてください。
「自分の時間」と「残業代」のトレードの目的を。
大きくは二つあります。
「成長という成果」と「残業代」です。
人によっては成長:残業代=5:5もいるでしょうし1:9もいるでしょう。
もちろん、数は少ないが8:2の人もいると思う(シンジタイ!!)
ということは、今後は残業代をゼロにすれば、その比率は10:0になるわけです。
ここで数学的に検証します。
前提として、今朝の70人の勉強会参加社員の目的の平均比率は成果:残業代=3:7だとします。
これは肌感覚ですが、かなり正しい気がする。すると成果=70人*30%=21となります。
これを、残業代を払わない(10:0)として同じ成果を得るには21=X(人)*100%X=21人となります。
つまり、残業代をゼロにして21人以上の参加者が出るなら、こっちが良いのです。
そして何より自分の時間を残業代とトレードする(自分の時間お金)という状態から
自分の時間を自分に投資する(自分の時間自分の成長)という形になります。
もちろん、短期的にはお金がいいのでしょうが、長期的に考えたらどうでしょうか?
そもそも、当社で必要な「1級土木施工管理技士」を取るために、多くの社員は自宅で勉強しています。
もちろん、その時間にお金は払っていません。
ただし、合格時に30万払っています。
以前、業務時間内に講習代を会社が払っていた時期があり、
なかなか合格しませんでしたが、今はかなりの確率で合格するようになりました。
案外、この辺にも答えがありそうです。
#成長を計測できればいいな
いずれ、この時間を直接的に「お金」に変えることから、
少しづつ時間を「自分の成長」にシフトする働き方も模索していきたいと思っています。
#タダ働きさせると勘違いしないでね
皆様のご意見をいただけると嬉しいです。
#相変わらず長文でごめんなさい
30小田島英樹、黒澤利生、他28人