株式会社小田島組 株式会社小田島組

ハローオーツー ハローオーツー

Blog
ブログ

オダピン社長ブログ

2022.12.17環境整備点検

15日、16日と環境整備点検でした。
昨日は大雪のために、1箇所点検を断念しました。
#大村のみんなごめんね
#ホワイトアウトで車が雪に突っ込んだ
さて、その中で参考になる事件がありましたので共有します。
本社の点検項目に「台所のゴミは分別されているか」と言う項目があります。
正確に書くとわかりにくいので、単純化して説明します。
A燃えるゴミB燃えないゴミCビンやカンと言うゴミ箱があり、それにゴミ袋が入っている状態です。
A→ゴミ箱の中にゴミ袋がありその中に燃えるゴミがチラホラ
B→ゴミ箱の中にゴミ袋がありその中身は空っぽ
C→ゴミ箱の中にゴミ袋がありその中身に空きカンがひとつ
もちろん、これだけなら問題ありません、セーフです。
私が、もしやと思いゴミ箱からゴミ袋を取り出しました。
すると、その中が次の状態でした。
A予備と思われるゴミ袋が1枚
B何もなし
C予備と思われるゴミ袋が数枚
#言っている意味わかりますか
#複雑でごめんなさい
この場合、このゴミ袋を「ゴミ」とみなすと
Aゴミ箱に「ゴミ袋」という燃えるゴミが入っている→OK
B何も入っていない→OK
Cビンやカンの中に、「ゴミ袋」と言う燃えるゴミが入っている→NG
となります。
#ついてきていますか
ここで、せっかくの機会なので私は社員を集め、次のように説明しました。
「すべてのゴミ箱に「予備のゴミ袋」が入っているならわかるが、あったり無かったりで整合性がない。
よって、ゴミ袋は「ゴミ」と見なします」
ここで、大きなブーイング
「それは厳しすぎる」「予備として置いているのに」などなど。
私にとってはシメシメ、です。
「私が指摘しているのは『ゴミ袋をゴミとみなされないか』と気がついていないこと」です。
つまり、指摘事項は「ゴミ箱に予備のゴミ袋があったこと」ではありません。
「予備のゴミ袋がゴミとみなされるかも、に気がついていなかったこと」です。
この「気が付かなかったこと」を指摘しています。
そのことに気・が・つ・い・て・く・だ・さ・い
#みんなポカーン
#のあとの納得の表情
この件も、直接社員に言わないと又聞きした社員は必ず「予備を置いて悪いのか!!!!」みたいな話になるので、今回は直接説明しました。
そして、環境整備点検で私が指摘しているのは、この「気がついていないこと」なのです。
昨日は、社員に直接説明できる「好事例」をもらいました。
#社員のみんなはわかってくれたよね
例えば、「文房具が定位置管理されているか?」でペンが間違ったところにあって、
わかっていない社員は「それを正しい位置に戻してOK」と勘違いします。
仕事=作業です。本当は仕事=作業+意味なので、
意味、つまり「どうしてそうなっていたのに気が付かなかったのか」を訂正することが、本当の「再発防止」なんですよね。
なんか、話がややこしくなりましたからこの辺でやめますが、ぜひわかってほしい!!
何を直すのか、を!!