本日は、地元の高校で学生対象の企業説明会を開催してきました。
そうです、大学生が良く出るやつの「高校生版」です。
専修大学北上高校さんの理解があって開催できました。
本当にありがとうございます。
#高校生の会社選択肢を増やしたい
#自分の頭で選べば離職率は下がる
さて、そんな学生が一番気になるところは「仕事を覚えられるか」です。
だから安易に「自分でも務まりそうな仕事」「自分ができそうな仕事」を選び高い離職率になってしまいます。
そんな学生に「好きな仕事を嫌いな人とはできない」逆に「嫌いな仕事でも好きな人とやれば好きになる」と教え、理解してもらいました。
そこで、大きな声をさらに大きくこう絞り出したのです。
「君たちは、好きな(出来そうな)仕事を選んではいけない。好きな人を選べえええええ!!!!」 と。
#おっさんの大絶叫
さてここで「?」となるわけです。
好きな人って????さらに私は続けます。
「好きな人とは、コミニケーションが取れる人のこと。友人でも恋人でも、コミニケーションが取れる人のことを言うでしょ。」
学生から見たら
・その会社の人のことが好きになれそう
・そのために会社としてコミニケーションが取れる仕組みがあるがセットであり、
その当社の仕組みを説明します。
ここでは仕組みの内容は本題ではないので割愛しますが、
どうやったって当社の仕組みでコミニケーションは取れます。
さて、ここで学生に問いかけます。
「好きになる人がいて、その仕組みがあれば大丈夫だと思いますか?実は一番大切な要素があと一つあります。それは何だろう?」
#誰一人回答できなかった
#あたりまえだ
「それは、『君がコミニケーションをとれるか』どうかなんだよ」
当たり前と言えば当たり前ですが、自分がそれを望まなければそうならないのです。
コミニケーションをとって「好き」になると言うことは、とても大きな力を持っているのです。
仕事を好きになって、同僚を好きになれば「人生の幸福度」は相当に上がることでしょう。
#自分からコミニケーションをとろうとしない人は去っていく
#人も仕組みもあるのに
「仕事が好き」になれば、一人前になれるかどうかの心配なんてしなくていいことがわかりますか?
これにはうちの新人たちも深く同意していました。
「どう考えても仕事が上達するに決まっている。心配はない。」
「何なら、上達しなくたって仕事と同僚が好きなら楽しい人生だ」
#人生をある意味で喝破している
さて、ここで登場するのが我らが大谷翔平です。
彼は野球のスキルが高いことで有名ですが、すごいのはそこではなく「野球が好き」がすごいんですよね。
ウェイトトレーニングの息抜きにYouTubeのバーランダー投手の動作を見ている。
「野球の息抜きは野球」。
だって、野球以上に楽しいことは無いから、食う寝る以外は「全部野球」なんですね。
これは想像ですが、「ボールを握ると安心できる」ので、寝る直前までボールを握っている気がします。
つまり、「彼の好きのレベル」が彼を世界一の野球選手に押し上げているのだと思います。
つまり、「好き」にはそれぐらいの力があるのです。
学生たちに話しながら、このことに気が付いて私は何をしたでしょうか?
そうです、自分で自分の頭をハンマーでぶん殴りました。
「なんで俺は勉強会で仕事のことを教えていたんだ。『教える』から『教わる』んだよな。「仕事を好き」にさせれば『自分で学ぶ』じゃないか!!!」
と言うことに気が付きました。
#少なくともその意識は必要
これは衝撃です。
そんなこと(方向)は1ミリも考えていませんでした。
早速、方向転換します。長々とつづりましたが、「好き」になる魅力さえあれば、組織は自走するのです。
本当にすごいことに気が付いてしまったので、皆さんと共有させていただきます。