先日も会社説明会に行ってきました。会社選びの学生さんたちに、私も真剣に話してきます。
結構真剣に聞いてくれて、中には「非常に参考になりました」とお礼を言う学生さんもいます。
どうやっていい会社を見分ければいいのか?
ということを中心に話します。どんな内容かというと、こんなことを学生に話しています。
皆さんは、生まれてから今までに、何を基準に他人から評価されてきましたか?
それは、白い紙を渡されて書いた質問に答えて、あっていると〇、間違っていると×をつけられ、丸が多いと
「すごい」
すくないと
「もっと頑張れ」
といわれて育ち、自分もそのように友人に接してきました。つまり
「しっている」
ということに大きな力を見出してきたのです。ですから、何でも知っている人は「すごい人」といわれてきました。さて、それでは社会人はどうでしょうか?知っていることで評価されるのでしょうか。
違います。社会人は知っていてもやっていな人は評価されません。社会では「やっている人」が評価されるのです。どんなことを知っていても、やっていなくては意味がないのです。ですから、成績が悪いということは社会人の評価に全く関係がありません。
成績の悪い学生さんは自信を持ってください!
(というと、ほとんどの学生は笑います。←自分のことだから(笑))
ここがわからないあなたの同級生は、入社して1年以内に「何もわかっていない!」といって会社を辞めます。成績のいい人ほどです。成績が良くても、やらない人は社会では評価されないのです。知っているというそのものの価値はゼロなのです。行動が伴って初めて価値が出てくるのです。
たとえば、ここに「自転車に乗れるマニュアル」があります。
この本を完璧に暗記して、テストで100点取れる状態になります。
しかし、それだけで自転車に乗れますか?体験がないとだめですよね。ブレーキを自分でかけて体験して、初めて「ブレーキの機能」がわかるんですよね。わかるとは、頭で知ることではなく体で理解することです。まずはこのことを忘れないでください。
さて、次は会社選びです。
続く