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オダピン社長ブログ

2024.07.15働き方改革に逆行??

先日の経営計画発表会では、社員そしてグループ会社社員に今後の方針を説明させていただきました。
図を示し、それに書き込みながら投影して説明したので、だいぶわかりやすいという声が多くありました。
#わかってくれてありがとう
#あとは結果を出そう

一方で、反発を買ったり、理解されにくい部分もあったようです。
その一番が、この表現です。

「たとえ子供の運動会でも、仕事をしなくてはならない時がある」
#ちょっと乱暴でした

当社の社員は、何度か説明してることでしたので伝わりましたが、グループ会社の社員さんには伝わりにくかったようです。
私の説明不足でした。いきなり、この表現は無いですね。
すいませんでした。
#再度説明させてください

これは、建設業は住民の皆さんの安心できる暮らしを支えるのが仕事です。
例えば、道路にバリケードなどがおいてある場合に、大きな地震がきたらその安全性を確認しなくてはいけません。
もし、安全通路などがずれていたら大変なことになります。もし、

今から子供の運動会に行く
地震が勃発

となったら、優先順位は次の順番です
1.自分の安全確認
2.家族の安全確認
上記ができたら
3.現場の安全確認
上記ができた段階で「子供の運動会」にしてください、という意味です.
そして、もちろん「現地の確認」を現場内の仲間に「子供の運動会に行く約束したので代わりに行ってもらえないか」というのは、十分にある話です。
というか、ぜひそうできる会社でありたいです。

また、雨が降って作業できない場合は
「今日を休んで、次の土曜日に出勤してください」
というのもありえます。これについても、雨で危険な作業をするより、晴れた日に安全な仕事をしてほしいからです。
そして、この場合ももちろん「今度の土曜日に子供の運動会があるので、誰か代わってくれないかな」というのも当然叶えてあげたいです。
#そんな素敵な仲間に囲まれた会社にしたいな

上記の、丁寧な説明が抜けていたために理解が難しかったと思います。
ベテラン社員は、上記を当然のこととして受け止めていますが、若手社員は「働き方改革」という言葉を受けて、土日は休み、緊急な出勤はない、みたく勘違いしている人もいます。

よって特にも、当社の若手社員に言いたい。

当社は、建設業で住民の皆さんの安心な暮らしを支えています。よって
・土日に働くこと
・突然の出勤
があります。そして、自分にとって大切な用事を日曜日に入れることはあるでしょう。
そんな時に、助けてもらえるのが社内の仲間の存在です。
ですから、助けてもらうためには、あなたも助けなくてはならないのです。互いに、困った時に助け合える会社にしたい。
そして、住民の皆さんの安心できる暮らしをサポートしましょう。

何がなんでも自分の都合を優先させて休みを確保することは、働き方改革以前に「建設業の使命」を全うしていません。
繰り返しますが、決して土日に出ろ、ということではなく、そうしないといけない時がある、ということですし土日出勤したら必ず代休を取ってください。

目の前に、増水した田んぼで困っているおじいちゃんがいて、明日一日ポンプをかければ水が引くだろうに、という時に「明日は土曜日だから、あと二日待ってください」とは言えないですよね。
というか、言ってはいけないと思います、私たちは。