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オダピン社長ブログ

2024.07.15素晴らしい社員教育

今日は日曜日。皆さんはゆっくり過ごしているんですかね。
私は、朝からちょっとした感動があったので、お伝えしますね。

先週、玄関の照明が切れているのがわかりました。妻に
「あとで球を買ってくるね」と言い残して、忘れていたのを思い出したのが昨日の夕方。妻とは
「セブンでも売っているかな」
「無理でしょ、でもツルハなら売っているかも」
「ダメならヤマダだな」
などとたわいもない会話をして、さてその種別を調べてみようと脚立にのって、照明器具の根元の部分を回してみました。
「うーん」
いくら力を込めても、根本が回らない。よく見ると側面には、ビスが二本。これでは回らない訳ですね。
この辺で少しおかしいと思いながら、ビスを外した中身を見ると、なんと球がない。
#この辺で自分で手に負えないと気が付いた

照明器具の情報をネットで検索すると、一体型LED照明、というもので私が交換できるレベルではありませんでした。

そこでいったん休止して、友人の電気屋さんの社長に事の顛末をメール。すぐに返信が来て
「LED照明は10年ぐらいたつと切れることがあるみたいです。明日でも、社員を向かわせましょうか?」と。
彼は仕事も対応もいつもとても速い。
#仕事ができる人はみんなそうですね

そして、翌日の朝(今朝)さっそく社員さんが来て、見てくれました。
「LEDでも切れることがあるみたいですね」
などと、さっそく昨日聞いた浅はかな知識を振り回す私。。。。
来てくれた社員さんは、そんな私に話を合わせてくれつつも、プロの仕事。
#私の話を頭からは信じていなかった

「ちょっと、電圧から確認しますね」
5分ほどで
「この照明のスイッチありますか?」
「いや、自動でつくだけで無いんですよ」
と適当に回答する私。
「多分、これがそうだと思いますが」
と、普段使っているリビングの照明のスイッチの横にある、
センサー用切り替えスイッチ
というものを指さします。一回も触った覚えがないスイッチでした。
なんと、それが「切」になっていて、「連続入」にすると、見事に点灯したのです。
彼は私の話をうのみにせずに、愚直に電圧がかかっているか、から調べてくれて、見事にそのスイッチの存在を見つけたのです。
#さすがプロの仕事は違う

すっかり気恥ずかしくなった私は
「すいませんでした」
の3連発ぐらい。。。。。
#本当に申し訳ない

それでも彼は笑顔で「大丈夫ですよ~」と言いながら、照明器具を戻しにかかります。
その仕事を見ていると、なんと天井の照明の横のビスを止めるのに、いちいちいったん脚立を降りて、移動させているのです。
私なら面倒なので、多少体制が悪くなってもそのままビス止めします。
見てる限りは、何気なく普通にやっているので、普段からこういう仕事をしているのでしょう。
#我が社はどうだろうか

そして最後に、ウェットティッシュありますか?と聞かれ照明器具に自分の指紋が付いたからと言って、丁寧にふき取ってくれたのです。
#本当に驚いた

これがプロの仕事なんだと、痛感しました。
・私のいう事を鵜呑みにせずに、基本から調べる姿勢
・小さな足場もばかにせず基本に忠実な安全確保
・自分の指紋までふき取る配慮

これが、本当の社員教育なんだと実践で学びました。
日曜の朝から、とても良い気分になりました。
#でも私のうっかりで社員さんに日曜出勤させてしまいました
#本当にごめんなさい

O社長、そして社員のOさん、本当に助かりました。
ありがとうございます。