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オダピン社長ブログ

2024.12.192024年最後の環境整備点検について(社内向け)

2024年最後の環境整備点検について(社内向け)

環境整備はいろいろな目的を持っていますが、そのうちの大きな1つとして気づく力を養うための訓練、と言うものがあります。
今回あった事例を紹介します。
LANケーブルを使用しているか、と言う項目があります。ある社員のiPadで、変換ケーブルを利用して、LANケーブルを差し込んでいました。
ところが、その変換ケーブルが壊れていて、充電しかできない状態でした。これはLAN機能を使っていないと判断しました。
ところが、当該社員は、これは充電中であって、利用していないと言うのです。
理由は、自分がパスワードを打ち込なければ、使えないからと言うのです。
電源の入ったiPadを机の上に放置して、それを使っていないは通らない、ことが理解できなかったのです。
また、ある現場では次のようなことがありました。
掲示物の4点止めについてです。
ほとんどの現場では、大きなホワイトボードを利用しているのですが、この現場では良かれと思って、A4大の小さなホワイトボードで運用しておりました。それを壁にかけておいたのです。
普通に考えると4点で止めるのはそれなりに難しいのですが、決して不可能ではありません。
上記の2つのことに共通しているのは、事前に、これはまずいかも、と言う意識がなかったことです。
当社は、事前に言えば相談で、事後は言い訳と言うことを教育しています。いずれの例でも、事前に言ってくれれば大丈夫です。
そして、今のわが社に足りないのは、お客様から見たらこう見えてしまうかも、まずいかもしれない、と言う気持ちがまだまだ不足してるように思います。自分なりの考えや自分に都合の良い考え方で大丈夫と思ってしまって、最終的にお客様から満足をいただけてない例が多数あります。
大切なのは、自分がどう思うかではなく、お客様から見たらどう見えているのかです。相手目線とも言います。
この点を環境整備点検で磨いて、事前に、これはまずくないかな、これは大丈夫かな、と気がつく力を養っていかなくてはいけません。
気がつく力と言えば、こういった事例もありました。
ある社員のパソコンのデスクトップにファイルが5個以上あったのです。その社員が上司に対して、環境整備の前に消すのを忘れてすいませんでした、みたいな話をしていました。
その社員に教えました。
悪いのは、普段から正しい仕事のやり方をやってないことであって、事前に消さなかったことではない。日ごろの仕事のやり方を改めなきゃいけない、と言うことに気がついてくださいと話ました。
環境整備の指摘は、事前に対応しなかったことではなくて、普段の仕事のやり方考え方を改めていきましょうと言うことになります。
この点についても、ぜひ気がついてください。
また来月も皆さんの部署を、これまで20年の間、環境整備点検をやってきたように、点検させていただきます。