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オダピン

2023.08.21日本の立ち位置の変化について

今年のお盆は、家族、兄弟で安比高原にグランピングに行ってきました。他人が作ったテント(それも電気付き)他人が作った料理、自分で買ってきて他人が片付ける飲み物、最高でした。
#嫌なことは全て他人任せ
#自分たちは飲んで食うだけ

さて、翌朝のことです。朝食は隣の黄色いホテルのブッフェです。これも悪くない。オムレツの中にシェフが指定した具を入れて、焼いてくれるコーナーがあります。それなりに並ぶので、私は「妻の分も一緒に頼もうかな」「でも、行儀悪いって思われるかな」などと考えて並んでいました。
#典型的な小心翼翼

さて、私の前には外国語を話すアジア人らしき方がいました。インバウンドで、たくさん日本来てお金を落としていただいて、ありがたいなあ、などと考えていました。さて、その方の番が来て「いよいよ次だ」となったのですが、なかなか私に回って来ません。やっと自分の番がきたと思ってその方の皿を見たら、なんとオムレツが5個!これはすごい。それは待たされるわけです。

そこで、気が小さい僕は堂々と「2個ください」と言えたのです。

この話を帰ってきてから妻に話したところ、私も似たような体験がある、と言うのです。
「スーパーに買い物に行って、自分で袋を取り出して買った物を詰めるコーナーがある。その方(私の前に立っていた人と同じと思われる出身)は、ガラガラガラーと、明らかに使わない袋を鷲掴みにして大量に持ち帰った。とても信じられない」
と言うことでした。最後の「とても信じられない」に若干の非難の匂いを感じたので
「それってマナー違反みたく言いたいんじゃない?」
「うーん、自分たちでは考えられないというか」
そこで、次のように話しました。
「○○(その方の国と思われる)とかアメリカとか、世界の大国でもう日本は全然敵わないよね。ジャパンアズナンバーワンと言われた時代は「自分たちが正義」だったかもしれないが、少なくとも現在の我々は彼らから学ばなきゃいけないよね。自分たちと違う、が悪いことではない時代じゃないかな」
といったところ、妻は
「なるほど、そうだよね。確かにそうかもしれない」と賛意を示しました。こう言うところは、彼女は非常に柔軟だと思います。

むしろ、今の時代は自分たち(日本)と違うから正しい。さらに深く突っ込むと、人口減少(特にも女性)が進む岩手では、古い岩手県民の考えを否定してみるところからスタートしてみないと行けないかもしれないですね。先人を大事にする、と思考停止状態で先人の言うことを聞く、をしっかり区別しないといけない。

今回はオムレツから、結局は矢印を自分に向けることができて良かった。

Glamping open tent with cozy interior on a sunny day. Luxury camping tent for outdoor summer holiday and vacation. Lifestyle concept