6月30日に、当社の39期経営計画発表会が開催されました。
冒頭、私から「20年前にこのさくらホールができて、その時に小田和正がここでコンサートをしていた。
まさか、同じ会場で会社のイベントを開催できるとは思わなかった」という話をして、その後に当社の現状を説明しました。
昨年は「不自由の上に自由がある」という話をしました。つまり、多様性は規律が無いとダメなんだ、という意味です。
ところが、私自身がそのことを忘れて、会社としての規律なしに多様性を求めてしまいました。
#間違いは間違い
具体的に言うと、会社としての規律とは「利益」です。そして多様性とは「新しい働き方」です。
つまり、利益も無いのに「いつでもどこでも働けるようにしよう」と話していました。この「利益を上げる体質」に対して注意を怠ったのです。
その事で、会社の収益力を下げてしまいました。なんと言っても、そこは私の怠慢です。
テレビに出たり、あちこちでマスコミに取り上げられて「いい気」になっていたんだと思います。39期は、そこを大きく変えます。
もちろん、働きやすい環境づくりを否定するものではありませんが、そのためにも社員一人一人の採算性を意識することに決めました。
ではどうやってそのことを進めるのか?これを社員の皆さんに説明しました。感想文を読むと、多くの社員が賛同してくれて理解を示してくれて、とても嬉しく思います。
#一緒に頑張って結果を出しましょう
この「社員のやる気」は決算書にない、最高の武器です。本当に頼もしくなってくれました。どんどん成長してくれています。
社員の半数以上が30歳以下、という普通ではあり得ない社員構成が、このことを可能にしていると思います。
私の決定一つで変化するので、怖くもありますがそれ以上に楽しみです。
また、参加してくれた社長仲間からは「自分が悪かった、と社員の前で言うのは立派でしたよ」と言う温かい声を、いただきました。
これについては、「自分の判断が間違っていた」と言うことで、社員と目標統合できるからです。
また、「こと」が悪いだけで、「ひと」が悪いわけではありません。この失敗を成功に繋げること、が大切な仕事です。
なんなら、失敗がない成功はあり得ません。社員もそう思って聞いてくれたかと思います。
いずれ、1年に1回の大イベントが、無事に終わりその目的を達成してくれました。
お客様、社員の皆さん、そして関係してくださる全ての方々の笑顔を見るためにも、さらに走り続けます。
ぜひ、暖かく見守ってください。