昨日は、参加した学生より求人側の会社数が多いという、現在の需要と供給のアンバランスを見事に表した会社説明会でした。

多分、参加学生は１００人程度だったと思うのですが、なんと１２名の学生が当社のブースを訪ねていただきました。

いつも話しているのですが、特にも今回は

当社がどんな学生を望んでいるのか？

を中心に話しました。

まずは、

過去に勉強や努力をしてこなかった。でも、１０年後には同級生で一番の高給取りになりたい

というような学生が大好きです。だって、何もしてこなかったのに、将来は一番になりたいだなんて、ムシがいいですよね。でもこういうのを、向上心、と言って私は好きです。

逆に、今まで努力して勉強もできた。後はいい会社に入れば安心だ、というような学生は来ないでください、といいました。こういう学生は、完全に会社に入ることがゴール、という意識になっていてとても当社では務まらないと思っています。

また、勉強ができたことに価値を見出していると勘違いします。はっきり言いますが、勉強で得た知識は実社会では何も役立たないのです。役に立つのは、その勉強をして

「決められたこと（例えばテスト）に対応するべく努力したこと」

なのです。知識は役に立ちませんが、知識を得るための努力が役に立つのです。

また当社における努力とは、長時間働くことではありません。むしろ逆で、短時間で仕事を終わらせることを「努力した」といいます。むしろ、価値観をそろえることのほうが、努力が必要です。言い換えると考え方を変える、認識を変える、ですね。そういう努力ができる人と一緒に働きたいと思っています。

そして、なにより社長が先頭に立って努力しますから、しっかりついてきたほしいと願っています。そうすることで、きっとあなたの人生の幸福に向かってお役立ちができると信じています。

もしかしたら、昨日の学生さんもこれを読んでくれているかもしれません。昨日は言い足りなかったことを、書きました。