最近は、たくさんのお客様がベンチマーキングに来社されます。
先週は、鹿児島から4社、10名の参加。
今週は愛知から4名、鹿児島から3名の方が来社されて、当社のベンチマーキングをされていかれました。
来るきっかけは、私の話を聞いて、というのがほとんどです。聞いた方々はかなりの確率で、
本当にそんなことをやっているのか?
社員は、奴隷のように扱われているのでは
社員に厳しすぎるのでは
という風に思うそうです。
そして現実現場を見ると、またもやほとんどの方々が
明るい社員さんたちでびっくり
懇親会が元気でにぎやか。笑っている社員さんが多い。
社長は厳しいことを言うが、笑いながら言って驚いた
という感想文を書いていきます。これは、自社が「明るく元気な会社」という体験がないから、わからなかったのです。体験のないことはいくら言っても伝わりません。事実、鹿児島の講演でもたくさんの社長さんから
「いろいろと教えてください」
といわれましたが、このように答えました。
「いくら話をしても、同じ体験がないと伝わりません。本当にやる気があるなら、まず鹿児島から岩手に来て、当社の現実を見てください。私も、やる気のない人に教えるほど暇ではないですから」
ちなみに、この場合のやる気とは「実行力」です。これも、わかる人とわからない人がいるでしょうが、それが「体験の有無」です。
そして、本当にたくさんの人が鹿児島からやってきました。逆に、あの時に「私も行きます」といってこなかった人は、そういう人なのです。
うちの社員たちはベンチマーキング慣れてしているので、勉強会や懇親会で知らない人がいても、いつもの通り振る舞っています。そこにも驚くそうです(笑)
「知らない人がいるのに、全然普通だ!」
ですが、そうはいっても社員たちも見られればうれしいのです。事実、お客様がいるときといない時では、言葉遣いや態度が違います。自分をよく見せようとしています。大切な向上心ですね。
私も、いつもベンチマーキングで勉強させていただいていますので、少しでも恩返しになれば幸いです。