なにを変えるべきなのか?
知人から、こんな相談がありました。
「うちの給料が安いから、友達が行っている別な会社に変わるか考えている、と言われた。でも彼にはこの会社で頑張ってほしいと思っている。どうすればいいだろう?」
聞けば、その彼はまだ仕事をやり始めたばかりで、スキルも経験も伸びしろだらけだという事。
#未熟と伸びしろ
#書き方が違うだけで受ける印象も違う
まず、大きく分けて世の中には2種類の会社がある。
Amazon、apple、トヨタに代表される、超高収益企業と普通の収益企業があります。自分が、どこを目指しているのか、を決める。
違いは
超高収益企業
スキルが未熟な人→高い給料
→スキルが高くなるポテンシャルがあるから
スキルが高い人→高い給料
*商品力があるからみんなに高い給料を払える
普通の収益企業は次の二つのいずれか
1.スキルが未熟な人→高い給料
スキルが高い人→低い給料
2.スキルが未熟な人→低い給料
スキルが高い人→高い給料
*収益が普通ならこうなるしかありません
さて、次に行きます。では給料が低いなら、何を変えるべきか。これも次の二つしかありません。
①会社を変える
②自分のスキルを変える
①を選んだら1の会社を選ぶしかありません。自分のスキルは変わらず給料が上がるのですから。逆に言うとスキルが上がっても給料は上がりません。
そうです、結局②を選ばない限り、給料が「望んだ形で」上がることはないのです。
一番怖いのは故事成語にある「株を守る」状態です。つまり、スキルを変えずに会社を変えたら少し給料が上がった。ラッキー!となり、「会社を変えるスキル」を磨いてしまう事です。でも、そんなのは長続きしません、普通の収益企業なら。
そんな人の末路は、自分のスキルが未熟なことを棚に上げ「会社が悪い」「うちの会社はどうしようもない」と居酒屋でくだをまく人生です。その会社だって、自分が「会社を変えるスキル」を身に着けて入社した会社なのに!
です。
#入れてくださいと言って入社する
#そして悪口を言う
#自分の行動が悪いことに気が付いていない
これの真逆が、超高収益企業を渡り歩く人たちです。あの世界は、appleの副社長がGoogleの社長になった、みたいな世界ですから。圧倒的な才能と努力をして結果が出ている人こそが、居酒屋でくだをまく人生の真逆になれるのです。
#あなたはどっち
#厳しいがこれが現実です
#転職してキャリアアップは基本的に夢の世界
とまあ、こんな説明をしました。
結論は
「今の会社で、今の考え方で、自分のスキルを上げることができるかどうか」
を見なければいけない。会社を変える理由は「給料」ではなく「自分のスキルを上げる環境」であるべきだ、と。
#自分の息子ならこうなってほしいでしょ
#この考え方を学べる環境
#それだけで財産なんですよ
Yさん、少しは役立ちましたか?