昨日は、グループ会社にて「環境整備導入のためのプログラム」を実行してきました。
1時間の講義と、2時間の倉庫の片付けの実践。
#自分で考えて手作りでやってきた
講義で悩んだのは、そもそも「なぜ環境整備をやらなくてはいけないのか」ということ。
ここについては、色々と考えて次のような理論武装にしました。
事実:当社はこの10年で売上3倍、社員も3倍ぐらいになった。
その根幹が「環境整備」と「コミニケーション」→まずはこの事実確認から入りました。
次に、なぜ根幹なのか?
皆さんに聞きます。
「整理整頓が出ている人は仕事ができる人かどうか?」
誰もがYESと答えます。次に
「あなたは仕事ができる人になりたいか?」
これももちろん、ノーチョイス。
さて、ここからです。
仕事ができる人を指さして
「○○さんは、プラントを使った後に清掃をしますか?」
「はい、します」
「それは、言われたからやるのですか?」
「いいえ、言われているわけではありません」
ここで、皆さんに教えます。
「○○さんは、言われて清掃をしているわけではありません。なぜやるのかわかりますか?」
一同・・・・・・
私がここで続けます。
「それは、○○さんにとって、清掃が習慣になっているから、自動的にやるのです。だから、仕事ができる人なのです。」
#ここですこしなるほど顔が増えてきた
「皆さんは、言われなくてやる人と、言われなくてはやらない人とどっちと仕事がしたいですか?」とベテランに聞きます。
「皆さんは、言われなくてやる人と、言われなくてはやらない人とどっちになりたいですか?」と若手に聞きます。
ここで、トドメです。
「そうです、誰もが片付けや清掃、準備が習慣になっている人がいいのです。
言われて(考えてできる)ことは3%です。97%は習慣で行動しているのです、私たちは」
そして、清潔がいい整頓された職場がいいという皆さんと、倉庫の片付けです。
もちろん、倉庫はぐちゃぐちゃです。
それは、片付ける、という習慣が「言われないとできない」からです。
このことに気がついてくれただけで、とても大きい。
この「言われなくてもできる人」の説明は、わかりやすかったようです。