今日は、評価体系勉強会です。
当社の評価は、人間性ではなく、とった行動の結果を評価します。
当社にダメな社員はいません。全員、私が直接面接して採用した社員ですから、私の責任で良い人を採用しています。(中には、若干名の古参社員がいて、私が採用した人ではない人もいますが、、、、その人たちは、全部私を育ててくれた恩人です。)
評価されるルールが明確でなければ、頑張ることはできません。
実は、今朝も似たような話がありました。
2級土木を受けた社員と私の会話です。
私「この間の試験は大丈夫だったのか?」
彼「はい、大丈夫です。これに合格したら、もっともっといろいろな資格を取っていきたいと思っています。」
私「資格を取るのが目的ではダメ。資格は、換金できないと意味がないよ。」
彼「??」
私「よく『資格が欲しい』という人の多くは、資格を取って『あなたはすごいね』と言われるのが目的になっているんだよ。すごいといわれることと、すごいことは全く別なんだよ。」
彼「なるほど」
私「パチンコ屋さんで、換金できる景品をいくらたくさん持っていても、換金所がつぶれたら意味がないでしょ。同じように、資格をお金に換えることができなければ、すごくないんだよ」
彼「なるほど、ではどういう資格がいいんですか」
私「だから会社のルールを勉強しなくちゃ。会社では、どういう資格が換金できるかルールが明確になっているでしょ」
彼「そうですね、経営計画書に書いています。まずは2級舗装も目指してみます」
彼の目が、一段と輝いていました。ルールを知らないと、具体的な行動を取るモチベーションが上がらないのです。
私は、社員には、もちろん子供にもですが
「資格をもってすごい」
と言われる人間ではなく
「資格を稼ぐ力に変える」
人間に、なってほしいと願っています。