最近、佐村河内さんとか小保内さんの話題がすごいですね。
そのことの是非はともかくとして、「世間を騒がせてすいませんでした」と謝罪しています。
でも、悪かったのは
「世間を騒がせたこと」
でしょうか?
耳が聞こえない人が作った楽曲だ、割ぽう着で研究をしているすごい女性だ、と騒いだのはだれでしょうか?
一番騒いだマスコミそのものが
「この騒ぎの責任をどうするんですか?」
と質問しているおバカなレポーターを見て、本当に怖いと思います。
責任を取るのは、必要以上な脚色を加えてあなたたちではないですか?
ところが
間違った報道をしてすいません
必要以上に本質とはかけ離れた報道でお騒がせしてすいません
というニュースは見たことがありません。
繰り返しますが
世間を騒がせたのは
マスコミ
です。
うそをつくという本質そのものは、どこにでもあることで、当然よくないことです。
しかしながら、「自分たちは知らなかったから」と言ってその片棒を担いだ人は、責任はないのでしょうか?
報道にかかわる人には、もっとプロ意識を持ってほしいですね。
小さい話で恐縮ですが、私たちはたとえば下水道工事で、全然図面にない水道管が出てきてそれを破っても
すいません
と言いますし
弁償もします。わからなかった、は通じない世界です。でも、それは私たちだけではなく、ほとんどの世界では
わからなかった
は通用しないのが、プロだと思います。