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オダピン社長ブログ

2024.10.15森藤社長から教えていただいたこと

友人でもあり、敬愛する森藤社長の経営計画発表会で、こんなことを教えていただきました。
#こんな視点は持ったことがなかった
#言語化が素晴らしい

私たちは、仕事をすることで報酬を得ています。そしてその報酬をさらに細かく定義すると、経済的な報酬だと思います。というか、それ以外に
「何の報酬があるのか」
というのが、多くの人の本音でしょう。
#もちろん私も同類です

そこに、経済的報酬以外に「心理的報酬」という概念を持ち出したのです。もちろん、漠然とそれを「仕事のやりがい」という表現はしていました。
しかし、それは経済的な報酬とは比べものにならず、単に経済的報酬を得るための道具的な位置づけでした。

ところが、この心理的報酬を次のように定義することで、その価値を経済的報酬のレベルにまで高くしたのです。

自らが次の目標を設定する
・業績向上に関する目標
・人材育成に関する目標
・価値創造に関する目標

ここで、雷に打たれたような気になったのです。
もちろん、私だって「業績向上目標」はもっていました。人材育成も価値創造も考えてはいましたが、それは業績向上というゴールに向けての武器のような位置づけだったのです。つまり
業績向上>人材育成=価値創造
のような。ところが、後者である二つを、業績向上とパラレルの位置まで引き上げて、それを手段からゴールに変えることで、劇的に意識が変わりました。
#ガピーン

つまり、人材育成で1級土木の社員を30人から40人にする。これは利益を上げるための手段ではなく、自ら目標として持てば「心理的報酬」になりえるのです。
なるほど、なるほど。価値創造として300万円のコストダウンをする、と自ら目標を持てばそれが心理的報酬だ、と。

ポイントは「自らが」だと思います。そうすることで、仕事の経済的以外の報酬が得られる、と。

最近、当社で「高い目標を立ててそれを達成した社員」がいます。彼に聞くと「仕事そのものが楽しい」と言います。もちろん、高い賞与もうれしいが
「こんな気持ちで仕事ができるなら幸せです」とまで言い切っていました。まさに、心理的な報酬だと思います。

では、どうやってそれを達成するのか。
これ以上は、会社の秘密なのでここに書くわけにはいきませんが、森藤社長の会社と社員さんを見ていると、見事に当てはまります。

もちろん、私も何年にもわたり見ていたのですが、残念ながらボンクラで気が付きませんでした。

しかし、今回は教えていただき、気が付くことができたので、もちろん我が社でも実践したいと考えています。

森藤社長、教えていただき本当にありがとうございます。