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オダピン社長ブログ

2024.02.19環境整備で気がついたこと

昨日は環境整備点検でした。当社の点検項目に
・床に10ミリ以上のゴミが落ちていないこと
というのがあります。3センチぐらいのゴミを見つけたので、早速それを指摘しました。すると、複数の女性社員から
「さっき掃除機かけました」
「掃除機かけているところを確認しました」
と執拗な抗議をされました。しまいには
「直樹さんが、ゴミを持ち込んだんじゃないか」
とまで。
♯真剣なのは良いことだが

もちろん、そんな事はなく、しかし釈然とせず終了しました。

そして今朝も、社員の環境整備を確認して見回りをしていましたが、あることに気がついたのです。今朝は3名の社員が床に掃除機をかけていました。そこである仮説を立てたのです。
「掃除機をかけた後にゴミが残っているんではないか」
♯コペルニクス降臨

3名は15分間掃除機を使い終了後片付けました。その後を見ると、、、、、
あーるではありませんか、ゴミが。。。。。

そこで、社内の全員を現地に集め次のように話しました。

「昨日の点検で、執拗に『掃除機かけた』と抗議され、ゴミがあるはずがない、と言われました。しかし、見てください、先ほど終わったこの箇所にゴミがあります。昨日の、掃除機かけたという抗議は間違っていますよね。抗議するなら『ちゃんとチェックしたのであるはずがない』ですよね。掃除機をかけた、とチェックした全く違うよね。」

と言われ、全員がなるほどな、の顔。しかし、大切なのはここからです。

「私たちは15分の時間を使って作業している。しかし、自分の仕事のチェックをしていない。仕事をやりっぱなしの習慣をつけてしまっている。これからは、14分間の作業と1分のセルフチェックを行い、自分の仕事を確認する習慣をつけよう」
♯ものすごい気づきです

作業することが目的となる習慣をつけていました。これからは、成果を出すことの習慣をつけなくてはいけない。毎日毎日、そして毎日毎日、作業したら終了、という習慣を磨いていた。本当に恐ろしい。

これから、長年かけて培ってきたこの習慣に、自分の仕事をチェックする、という習慣を付加していきます。

これで、さらに成長できる。