テレビをつければ、コロナで大変、コロナで売上無くなった、
とかとにかくネガティブなことしか発信されません。
おかげで、すっかりNHKのニュースも見なくなりました。
さて、どんなことにも表と裏がある。
コロナでこれだけ、大変なことがあったら必ず良かったこともあるはずです。
僕の場合は、10年以上は長生き出来たということです。
この場合の、人生の定義は人生の喜び=新しいワクワクできる価値観を体験できることという意味です。
1番わかりやすいのは、学校です。
もともと既存の教育システムは、
相当にナンセンスだと思っていましたが、
既得権益、および変化を拒む年寄りたち、
により頑なさを維持していました。
・小中学生が15キロもあるカバンを持って登校しなくては行けないこと(体力のためなら分かるが)
・規律が勘違いされ、人と違うことが悪いことという認識を育てている事
・何より、ほとんどの大学生は「学問」に価値を感じておらず、
大学の学費は「学力の向上」という意味では、
相当に意味がないこと(個人の学費や税金の補助金)でも、
変われませんでした。みんなが感じているのに、です。
今回のコロナで分かったことで、
一番のインパクトは学校に行かなくてもできる授業が相当にある
(肌感覚では70%以上。実習などを除けば、ほとんど不要)ということ。
そうなると、1箇所に学校を構える意味がなくなります。
でもこうなったら、オンラインは避けて通れませんよね。
そうなると、もっとすごい革命が起きます。大学の入試が不要になります。
どうして大学が入試をするかというと、自分の持っている建物や教授、
というリソースに限りがあるからです。
それはそうですよね。
教室には定員があり、教授の数には限りがあるのですから。
ところが、オンラインになれば何人でも可能です。
そうなったら、私立の学校は不要ですよね。
公立学校だけにして、一定の試験に受かった人を卒業生、と呼べば良い。
A卒業とかB卒業とかランクがあってもいいですね。
ただし、こうなると
「大量の職を失った教授(生徒から見て魅力がない)」
が出てきます。
当然ながら、既得権益の権化のような団体がありますから
猛烈に反対してくるでしょうね。
彼らは、学生の未来より自分の職が大切ですから。
ここで、どう変わるかが楽しみなところです。
本当に革命が起きて既得権益を打破したら、
10年どころではなく30年ぐらいは長生きした感じがします。
そもそも、そんな戦いが間も無くあると思うだけで、ワクワクしますよねw
もちろん、このことは我々サイドの公共事業にも当てはまる部分があります。
大きな波がやってくるでしょう。
公共事業の既得権益といえば、談合が思い当たるでしょうが、
そんなレベルではない既得権益があります。
そもそも、人口減社会において同じようにインフラ整備をするのは無理なのですが、
上記のような「学校革命」が起きやすいシフトチェンジが残念ながら今回のコロナでは生まれませんでした。
現在、上記のパラダイムシフトをすべく、今回のコロナ禍と現実を結びつけた概念を考えていますがまだ思いつきません。
いずれ、思いついたら発表します。
もっと、コロナの功罪の功の方にもスポットを当てませんか?