本日から長期有給休暇で、28日までお休みです。社員の皆さんは、私が突然死んだものと思って、対応をお願いします。
これも、一種の訓練ですね(笑)そのために、1年で一番忙しいこの時期に休みを取っています。
とはいうものの、今朝も起きて日報チェックしている自分がいます。でも、いつもの返信はしません。
29日の朝8:00にまとめて送ります。まあ、役員なので仕事とプライベートの境界線はありません。そういう意味では、時間の奴隷ではないのです。
やっぱり、現在の制度はどうしても「時間の切り売り」という感覚から抜け出すことができません。
さらに踏み込んで言うと「我慢した時間だけお金をもらえる」みたいな感覚の人も、少なくないと思います。お金のためには我慢しろよ!みたいな。
少なくとも私には当てはまりません。朝の日報を見るのは楽しみですし、家族の何気ない会話から次のビジネスアイディアが生まれたりします。
仕事⇔遊び⇔プライベートみたく、混然一体となっています。
でも、会社と雇用契約を結んでいる社員だと、そうはいきません。
この辺を、バージョンアップして、新しい働き方は無いかと模索しています。もちろん、役員として登用は、全然ありだと思います。
そんな働き方を目指す人は、どんどん役員にする。ただし、役員となると、会社の顔という面も出てくるので、ある程度の責任も生じます。
閑話休題
学生にも社員にも、こんなことを言っています。
1万円は分かち合うと損だが、喜びは分かち合うほどうれしい。でも喜びを言うことが、はばかられる人が多い。
わかりやすく言うと、来週家族でバルセロナに行くとします。それを、
隣近所に言えますか?
学校で話せますか?
職場で言えますか?
みーんな、NO、でしょ。
自分ばっかりいいな
そんなの贅沢だ
うらやましいー
と言われるのが嫌だから。違うということは、非難の対象になるんですね。
でも、こんな空気をせめて社内は変えていこう、と思っています。ですから、今回の長期休暇で
僕が
・妻と息子4人で東京で会うこと
・私が前職で30年前に作った静岡のホテルに全員で行くこと
・それを楽しみにしていることを、包み隠さず社員に伝えました。やっぱり、以前の僕なら
「みんな忙しく働いているのに申し訳ないから、こっそり楽しもう」と思っていましたが、それも変えます。
この楽しみをシェアする空気、ってすごく大事で、それが「夢や希望を語る」につながる気がします。