どうして、仕事とプライベートを分けるのか。
それは、仕事は「辛いもの」「苦しいもの」「でも生きていくため仕方ないこと」
という認識だからだったと思います。
しかし、時代とともに「仕事をしなくても生きていける」
割合が増えてきました。
もちろん、
これは私たちが目指してきた社会のありようだと思います。
簡単に言うと、豊かになってきたんですね。
もちろん、幸せなことです。
これはさらに加速すると思います。
すると、仕事の持つ意味が「辛いこと」から変わってくると思います。
そもそも、残業時間の規制などあるのは仕事が辛いから、ですよね。
しかし、仕事=生きるための手段、ではなくなると、
そこに別な意味を持たせることが必要になりそうです。
私は、仕事そのものに人生の喜びや楽しさを持たせたい、と思います。
そのために必要なマインドチェンジは
1.一生同じ会社で働く→常に自分にとって一番の会社で働く(雇用の流動化)
2.会社に言われたことをやる→自分のやりたいことをやる(会社中心から自分中心へ)
3.会社にいれば安心→自分の安心は自分が確保するなどが挙げられると思います。
そうすると、会社に求められる機能も変わってきます。
少なくとも、従来のような
「雇用の場の提供」などでは話にならないですよね。
感覚が古すぎる。
私は、短い言葉で言うと会社=才能の換金装置であるべきだと思います。
社員から見たら、会社とは「1番使える組織」であるべきですね。
社員に「うちの会社は使えないな」と思われないような組織に、
常に変化していくことが求められます。
ある意味、良い緊張感ですね。
そんな将来像を見据えて変化する、
を意識して変化していこうと思います。